日経225先物取引に限らず、株式投資でもFXでも不動産投資にしてもそうなのですが、市場へのあらゆる投資において、1回の取引にあたってどれくらいのリスクを取るかは前もってしっかりと考えておかなくてはならない重要ポイントです。
理由は、投資でのリスクというのは、1回あたりの取引におけるリスクが積み重なったものとも言えるからです。
投資の成功と失敗は、ここにかかっているといってもよいくらいではないでしょうか。
例えば、100万円の資産に対して1回あたりのリスクを5万円までとします。その場合、ストップロスオーダーを駆使することで、20回連続で負けが続かない限り、全資産を失うということはまずありません。ストップロスオーダーさえしっかりとやっておけば、すべては想定内に収まるということになります。
ある有名なトレーダーが実践している方法を紹介しましょう。
そのトレーダーは、資産1回の取引資金を10 等分して、1回の取引で、その資金の10 分の1以上にあたるリスクを絶対取らないそうです。こうすることで、1回の取引についての売買リスクをあらかじめ事前に把握できるため、予想外の損失を被ることがなくなります。
リスクの管理は、感情に左右されることなく、淡々と行うのがよさそうです。
日経225先物を取引する中では、当然1回の取引がマイナスになることもあります。
損失を出すと不思議と「すぐに取り返したい」という気持ちになってしまうようです。
いくら優れた手法を用いていても、精神的に動揺してしまうとそれが運用できなくなります。
損をした時の精神状態は決して冷静ではないので、損をしたトレードの次の取引は、取引量を縮小することが重要かもしれません。
損金を取り戻すのではなくて、あくまでも勝つという経験を取り戻すことが、長期的に見た際にロジカルな売買を継続できる秘訣です。
仮に負けが続いてしまったら、その分取引数量を減らし負けも勝ちも幅を小さくして、とりあえずは連敗を食い止めることを優先するのもいいかもしれません。消極的な方法ですけど落ち着くためには効果があるでしょう。この場合、通常よりストップ幅を小さくし、連敗でも資金の目減りを限定的にできるような対応をするのも一案です。
日経225先物で得た利益を再投資するのは複利の観点からとても有効です。
ただ、勝ちが続いて証券口座の金額が大きくなった場合には、一部資産を売買に使う資金と分けて管理したほうがよいでしょう。もちろんこれは相場に「絶対」がないため、万が一の状況に備えておくわけです。いざという時に引き出せる資金を用意しておく必要があるからです。
引き出した資金を信用して、そちらも過度にリスクをとってしまっては意味がありませんので要注意です。

